有名短歌の解説 折口信夫 【邑山の松の木むらに、日はあたり ひそけきかもよ。旅人の墓】徹底解説!!意味や表現方法•句切れ•鑑賞文など 2022年7月24日 短歌の中には句読点が使われているものがあります。現代短歌に多いのですが、実は明治以降に書かれた近代短歌の中にもあります。 今回は、現代でも人気の高い釈迢空(折口信夫)の歌を紹介します。 1887年の今日は日本の民俗学者、折口信夫が生まれた日です。柳田國男の高弟として民俗学の基礎を築きました。また釈迢空という筆名で...
有名短歌の解説 折口信夫 【葛の花踏みしだかれて色あたらしこの山道を行きし人あり】徹底解説!!意味や表現技法・句切れなど 2020年1月30日 近現代においては、短歌のモチーフとしてたびたび取り上げられている葛の花。都会に住んでいると葛の花がどんな花なのか知らない人の方が多いでしょう。葛の根っこから作られる葛粉は、真っ白で清浄なイメージです。くずきりやくず餅の原料として有名ですね。 葛の花も白い花なのでは?と思われがちですが、葛の花は、色鮮やかな赤紫。鮮烈...