有名短歌の解説 防人の歌丈部稲麻呂 【父母が頭かきなで幸くあれて言ひし言葉ぜ忘れかねつる】徹底解説!!意味や表現方法•句切れ•鑑賞文など 2022年7月10日 古代、和歌は都に住む貴族たちだけではなく、農民や兵役に当たる防人なども作っていました。 庶民の詠んだ和歌は飾らずに純朴で、心からの気持ちをそのまま表現したものが多く、現代の人が読んでも共感できる内容となっています。 今回は、故郷から遠く離れなければならなかった一人の防人が両親を思って詠んだ歌を紹介します。 【名...
有名短歌の解説 防人の歌 【韓衣裾に取りつき泣く子らを置きてそ来ぬや母なしにして】徹底解説!!意味や表現技法・句切れ・鑑賞文など 2020年1月30日 『万葉集』は、奈良時代末期に成立の日本で最古の和歌集です。4500首以上の歌が全20巻に収められています。 『万葉集』以降の歌集は、上流階級の人々の歌がまとめられていますが、『万葉集』は庶民の歌や、方言で歌われた歌も含まれており、文学的な価値だけではなく、史料として大きな価値も持っています。 今回はそんな『万...
有名短歌の解説 防人の歌 【防人に行くは誰が背と問ふ人を見るが羨しさ物思ひもせず】徹底解説!!意味や表現技法・句切れ・鑑賞文など 2020年1月29日 奈良時代末期に成立したとされる、日本で最古の和歌集『万葉集』。 この万葉集には全20巻、4500首以上の歌が収められています。天皇や貴族の歌だけではなく、庶民の歌や方言で歌われた歌も含まれているという点で、この歌集の意義は大きなものです。 今回は『万葉集』の中の庶民の歌をご紹介します。 防人に行くは誰が背...