近代における短歌の発展は目覚ましいものがあり、数多くの作品が詠まれてきています。 人生の歓びや苦しみ、悲しみを詠った歌、生活の中で沸き起こった感興、美しい自然への崇敬、様々な思いが短歌の調べの中で表現されてきました。 今回は、精神科医でもあり歌人でもあった斎藤茂吉の名歌をご紹介します。 死に近き母に添寝(...
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万葉の時代より親しまれてきた日本の伝統文学のひとつに短歌があります。 五・七・五・七・七の調べにのせて、歌人の心情を描く叙情的な作品が数多く残されています。 今回は、医者でありながら歌人としても活躍して、数々の名作を残した斎藤茂吉の歌をご紹介します。 最上川の上空にして残れるはいまだうつくしき虹の断片(斎藤茂...
古来より人々の心を映し、親しまれてきた日本の伝統文学である「短歌」。 「五・七・五・七・七」の三十一文字で、日本の美しい自然や歌人の心情を歌い上げる叙情的な作品が数多くあります。 今回は、浪漫派歌人として活躍した与謝野晶子の歌をご紹介します。 「夏の風山よりきたり三百の牧の若馬耳ふかれけり」与謝野晶子 pic....
日本人は五・七・五・七・七のしらべで、生活の中の様々な感情、人生に対する想い、美しい自然を詠んできました。 歌を詠むことを本業にするのではなく、他に本業を持ちつつ、歌人として成功した人も多くいます。 今回は、精神科医をつとめる傍ら、歌人としての名声も得た斎藤茂吉の名歌をご紹介します。 斎藤茂吉 みち...
万葉の時代より親しまれてきた日本の伝統文学のひとつに短歌があります。 五・七・五・七・七の調べで、日本の美しい自然や繊細な歌人の心の内を歌い上げます。 今回は、国民的歌人として今なお愛される若山牧水の代表歌をご紹介します。 白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ 若山牧水 北海道の海ではないし漂っ...
今回は、中学生向けの「春」を題材とした作品についてご紹介します。 長い冬が終わり、さまざまな生命が生まれる春という季節には、入学式や卒業式など、新しい出会いがたくさんありますよね。 今回は、短歌がまだ和歌と呼ばれていた、ぜんぶで20首の短歌をご紹介していきます。 短歌職人 あなただけのお気にいりを見つけたり、短...
都会では降るような星を見る機会などほとんどありません。 空一面に宝石のように広がる星空を見れば、どんな人でも心動かされ、あたたかく優しい気持ちになるのではないでしょうか? 近現代の有名な歌人たちもまた、美しい星空に心を奪われ、数々の名作を世に残しています。 今回は、近代の短歌・俳句といった詩歌の基礎を築くという...
古典文学の時代から日本に伝わる詩のひとつに短歌があります。 五・七・五・七・七の三十一文字で自然の美しい情景を詠んだり、繊細な歌人の心の内をうたい上げます。 今回は、戦後生まれの歌人として初の角川短歌賞を受賞し、その後も大胆な口語表現を取り入れた恋の歌や家族の日常を率直に詠んだ歌など、戦後女流歌人の先頭を走り続け...
日本で最も古い歌集といえば、奈良時代末期成立の『万葉集』。全20巻、4500首あまりの歌が収められている長大な歌集です。 古代の人々の哀歓を現代に伝え、現代においても共感を集める歌も数多く収められています。 今回はこの『万葉集』から、山上憶良の歌をご紹介します。 憶良らは今は罷らむ子泣くらむそれその母も我...
万葉の時代より人々の心を映し、日本の伝統文学として親しまれてきた短歌。 「五・七・五・七・七」の三十一文字で、歌人の繊細な心のうちをを歌い上げる叙情的な作品が数多くあります。 今回は、浪漫派の女流歌人として活躍した与謝野晶子の歌をご紹介します。 金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に 与謝野晶子 p...
太古の昔から、和歌は日本人の心を映し続けてきました。明治時代以降、短歌として革新が進められ、様々な作風が生まれました。 今回は明治時代から大正時代にかけて活躍した歌人・若山牧水の名歌をご紹介します。 いざ行かむ 行きてまだ見ぬ山を見む このさびしさに 君は耐ふるや 若山牧水 pic.twitter.com/b...
万葉の時代より親しまれてきた日本の伝統文学のひとつに短歌があります。 五・七・五・七・七の調べにのせて、歌人の心情を描く叙情的な作品が数多く残されています。 今回は、冬の訪れを香りで表現した歌をご紹介します。 『街をゆき 子供の傍を 通る時 蜜柑の香せり 冬がまた来る』か。 pic.twitter.com/Bq...
新元号「令和」の典拠として改めて注目されることとなった『万葉集』。 天皇や皇族だけでなく農民まで、あらゆる人々の心情や生活から生まれた歌は、今なお共感できる部分が数多く残されています。 今回は、万葉集の中から子どもへの深い愛情を詠んだ歌をご紹介します。 やっぱり、ここは憶良さんの登場かな☘...
現代短歌の舞台によく選ばれるものの1つに、「学校」があります。 授業や宿題で短歌を扱うことも多く、自然と身近な学校がテーマになることもありますね。 文化祭、体育祭、合唱祭、入学式、卒業式、といったイベント。部活、授業、テスト、席替え、移動教室、昼休み、といった日常の様子。ひとつ「学校」と言っても、 今回は、そん...
学生生活を送る上で、大きな要素となるのが「部活」。 部活を引退する時には、今までの練習や仲間との日々を思い出してです。 暑い夏、グラウンド、日差し、勝敗、ライバル校、顧問や監督、コーチ、仲間…などなど、色々な単語が思いつきますね。 今回は、部活の引退に関する短歌をご紹介します。 短歌職人 上手な作品ばかりです...
日本の伝統文芸のひとつ「短歌」。歌を詠むことが必須の教養であった時代もありました。 今回は、平安時代の歌物語『伊勢物語』の125の章段の中の第23段にある歌をご紹介します。 筒井つの 井筒にかけし まろがたけ 過ぎにけらしな 妹見ざるまに 女、返し、 くらべこし ふりわけ髪も 肩過ぎぬ 君ならずして たれかあ...
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