【家族への感謝の気持ちが込められた短歌】厳選20選!おすすめ一般短歌ネタを紹介

 

皆さんは家族に感謝を伝えることはありますか?

 

いつも自分を応援して支えてくれる家族と、時にはゆっくりした時間を過ごし「側にいてくれてありがとう」という気持ちを伝えることも大切です。きっと相手はとても嬉しく思うことでしょう。

 

今回は、「家族への感謝の気持ち」が込められた短歌歌を20首紹介します。

 

 

短歌職人
自分で短歌を作るときの参考にもなりますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

 

家族への感謝の気持ちが込められた短歌【前半10首

 

【NO.1】

『 吾子たちが いるのは父母の お陰です 来世でもまた 子供にしてね 』

短歌職人

「吾子」は自分の子供を指す言葉です。作者は自分が親になって、親のありがたさを改めて感じたのでしょう。育ててもらったことへの感謝とともに、両親のことが大好きだとの気持ちも伝わります。

 

【NO.2】

『 母の手の しわの深さよ 我が人生 支えし日々の しるしなるかな 』

短歌職人

「しわの深さよ」との詠嘆から、母の手に刻まれたしわの深さに驚いたことが伝わります。作者は苦労をかけてしまったこと、また自分を育ててくれた母を思い、親はありがたいものだと改めて感動したのではないでしょうか。

 

【NO.3】

『 日曜日 家族サービス 場所未定 ならばいつもの ショッピングモール 』

短歌職人
作者は日頃の感謝をこめて日曜日には家族サービスをしているのでしょう。遠出をしない時はショッピングモールに出かけるのが定番なのですね。楽しい休日を過ごす仲の良い家族の姿が想像されます。

 

【NO.4】

『 おとうさん いつか一緒に 働こう 親子で作る おいしいトマト 』

短歌職人
お父さんは農家でトマトを育てていて、作者もそのトマトが大好きなのでしょう。働いているお父さんに感謝し、またその姿に憧れを感じて将来は自分も同じ仕事がしたいと思ったのではないでしょうか。

 

【NO.5】

『 ありがとう 今日という日 迎えれた 貴女のおかげ 産まれて良かった 』

短歌職人
誕生日や入学式、結婚式など、人生の節目を迎えて、その日を迎えられたのは自分を産んで育ててくれたお母さんがいたからと作者は実感したのでしょう。「産まれて良かった」からは心からの嬉しさと感謝が感じられます。

 

【NO.6】

『 健やかな キミとキミとの お陰様 小雪舞うほど 心温か 』

短歌職人
「健やかなキミとキミ」は作者の子供たちでしょう。健やかに育ってくれた子供たちを見ていると小雪の舞う季節でも心が温かくなるのですね。元気に育ってくれてありがとうとの親心が詠まれています。

 

【NO.7】

『 家族には 感謝を込めて ありがとう 身近だからと 忘れがちだよ 』

短歌職人
家族は側にいることが当たり前で、作者の言うとおり感謝を忘れがちになりますね。ですが家族は、お互いが支え合って暮らしていて、日々お世話になる存在です。この歌は当たり前のありがたみを思い出させてくれます。

 

【NO.8】

『 針仕事 すいすいこなす 母を見て いつのまにやら 覚えた手順 』

短歌職人
「すいすい」からは滑らかさや、手際のよさを感じます。作者はお母さんの針仕事を見るのが好きなのでしょう。お母さんと過ごした時間のおかげで自分も縫い物ができるようになったのですね。

 

【NO.9】

『 1万回 再生しても 止まらない 涙と感謝の 父からのメール 』

短歌職人
メールを見ることを「再生」とは言わないので、頭の中で何度もメールの内容を思い出したことを表現した言葉だと思われます。その内容は涙が出るほど嬉しいもので、作者は人生で何度もその文面に励まされたのではないでしょうか。

 

【NO.10】

『 ありがとう 親思いの子 優しい子 健康な子に 育ってくれて 』

短歌職人
心優しく元気な子に育ってほしい。多くの親の願いではないでしょうか。初句の「ありがとう」からは、願いの通りに子供が育ってくれたことが何より嬉しいという親心と、子供を大切に思う気持ちが感じられます。

 

家族への感謝の気持ちが込められた短歌【後半10首

 

【NO.11】

『 お弁当 お料理自慢の お母さん 三年間いつも 自慢だったの 』

短歌職人
学校に持っていくお弁当をお母さんは欠かさずに作ってくれたのでしょう。料理が上手なお母さんのお弁当はクラスメイトへの自慢だったのでしょうね。こんな感謝の言葉をもらったらお母さんはとても嬉しく思うでしょう。

 

【NO.12】

『 幼き日 父の膝にて テレビ見る 笑みも涙も そこが教室 』

短歌職人

お父さんの膝に座ってテレビを見て、一緒に楽しんだり泣いたりして、時には分からないことを教えてもらいながら大きくなったのでしょう。幼い自分と過ごしてくれた父への感謝が伝わります。

 

【NO.13】

『 自らの 心と身体 見つめては 感謝忘れず 父と母への 』

短歌職人
物の感じ方や考え方、また一人で何でもできる体は育ててくれた人がいたからあるものです。両親が育ててくれたから今の自分があると作者は常に感謝しているのでしょう。親思いの優しい気持ちが伝わる歌です。

 

【NO.14】

『 ただいまと 言うと迎えて くれる妻 暖かい部屋 温かいご飯 』

短歌職人
仕事から帰ると妻が出迎えてくれる、部屋は明るく、温かなご飯が用意されている、当たり前のようですが、ありがたいことですね。家族がいるから頑張れるのだと作者は感謝と幸せを感じているのでしょう。

 

【NO.15】

『 言葉では 感謝を伝えられなくて じっくりほぐす 父の肩こり 』

短歌職人
感謝を直に伝えるのは照れくさいもので、作者もそのかわりに肩もみをしていますが「じっくりほぐす」からは丁寧に時間をかけていることが想像されます。きっとお父さんにも作者の優しい気持ちは伝わっていることでしょう。

 

【NO.16】

『 やるべき事 やるんだったら 遊んでいい 父の言葉に 今頃感謝 』

短歌職人

作者はこの歌のように言い聞かされて育ち、やることをやってから遊ぶ習慣が身についたのでしょう。自分を律することは意外に難しいものですが、お父さんの教えのお陰でやるべき事を先にできる人間に育ったのですね。

 

【NO.17】

『 つらい日も 帰ってきたら 大好きな 母がいるから 乗り越えられる 』

短歌職人

親は子供の最大の味方で、悩みも辛いことも受け止めてくれるものです。作者のお母さんも優しく、温かく子供を支えてくれる人であることが伝わります。だからこそ作者は辛い日も乗り越えられたのでしょう。

 

【NO.18】

『 ずば抜けた 才は持たねど 野放図に 育ててもらった 母に感謝す 』

短歌職人

「野放図」は際限なく広がるといった意味があります。作者のお母さんはあまり口うるさいことは言わず、のびのびと育ててくれたのでしょう。作者が今の自分に満足している様子が伝わります。

 

【NO.19】

『 社会出て 字が綺麗だと 褒められる 書道習わせて くれたおかげ 』

短歌職人

子供の頃に習い事をした経験が大きくなってから身を助けることもあります。字が綺麗だと言われて作者は嬉しかったのでしょう。子供の頃に習い事をさせてくれた親への感謝が込められた歌です。

 

【NO.20】

『 太陽も 月も地球も 兼ね母は 我を育てた 女手ひとつで 』

短歌職人

太陽は暖かく、月は優しく、地球は大きいイメージのある言葉です。女手ひとつで育ててくれたお母さんは作者にとって偉大な存在なのでしょう。お母さんへの感謝とともに尊敬も伝わる歌です。

 

以上、家族への感謝の気持ちが込められた短歌集でした!

 

 

今回は「家族への感謝の気持ち」が込められた短歌を20首紹介しました。

 

家族に感謝を伝えようとしても、あらたまって口には出しにくいかもしれません。しかし、心の中では多くの人が「いつもありがとう」と思っているのではないでしょうか。

 

そんな家族への「ありがとう」を短歌にしてみませんか?短い詩である短歌は初めてでも作りやすく、気持ちを表現するのにぴったりです。

 

短歌職人
皆さんもぜひ家族への感謝をテーマにした短歌作りに挑戦してみてください。