昭和の歌人山崎方代は自分の家や定職を持たず、放浪しながら自身の生活についての歌を詠み「漂泊の歌人」と呼ばれました。 彼の歌とその自由な生き方は現代でも多くの人に愛されています。 今回はそんな山崎方代の短歌を紹介します。 そこだけが黄昏ていて一本の指が歩いてゆくではないか 山崎方代 1103 pic.twitt...
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川は古代から生活に密着した存在で、海よりも身近な水源です。 現在でも人は日常的に川を眺め、時には流れに自分を投影して見つめることもあります。 今回は、そんなを20首紹介します。 四万十に墨絵の時間流れおり 沈黙の川、沈黙の橋 __ #俵万智#短歌 #tanka pic.twitter.com/omOHqKMUi...
短歌は、作者が思ったことや感じたことを5・7・5・7・7の31音で表現する定型詩です。 「みそひともじ」とも呼ばれるこの短い詩は、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、現代短歌の第一人者である歌人「石川啄木」の一首を紹介します。 盛岡の中心を走ってるバス「でんでんむし」。石川...
短歌は、作者が思ったことや感じたことを31音で表現する定型詩です。 5・7・5・7・7という短い文字数の中で心情を表現するこの「短い詩」は、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、近現代短歌を語るには欠かせない歌人、「佐佐木幸綱」の一首を紹介します。 ジャージーの汗滲むボール横...
12月の和名は忙しくて先生も走るという意味の「師走」で、年末年始の準備で忙しく過ごすことの多い月です。 また街はクリスマスへ向けてイルミネーションで彩られ一気に華やぎ、活気があって楽しい雰囲気が高まります。 12月をテーマにした短歌でも、が多く見られます。 今日の短歌です。よい夕べをお過ごしください。 年末に向...
短歌の中には擬音語や擬態語が使われたものも多くあります。 音や状態を文字にして表す擬音語・擬態語は短歌の情景を分かりやすく伝えたり、読み手のイメージをふくらませたりする効果を持ちます。 今回は擬音語を上手に使った面白い短歌を紹介します。 土鳩はどどつぽどどつぽ茨咲く野はねむたくてどどつぽどどつぽ(河野裕子『ひ...
11月は初旬に立冬があり、地方によっては初雪が観測される月です。 昼間の気温も一気に下がるため秋の終わりと冬の訪れを意識して、冬支度にとりかかるという家庭も多くあるでしょう。そのため、11月をテーマにした短歌にも、が多く見られます。 どんぐりの青きひとつが落ちてゐる写メール届きたれば秋なり/冨樫由美子(11月10...
皆さんはふとした時に「海が見たい」と思ったことはありませんか? 海にはずっと眺めていたくなるような不思議な魅力があります。四方を海に囲まれた島国に住む日本人にとって海は身近で、古来から多くの人が海を眺めて、広大さに感動したり迫力に圧倒されたりしてきました。 今回は、そんなを20首紹介します。 捨てられたカモメと...
短歌は、5・7・5・7・7の31音で思いや考えを表現する定型詩です。 『百人一首』が作られた平安時代に栄えていたことはもちろん、千年以上の時を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、河野裕子の歌を紹介します。 今夜は河野裕子さん『森のやうに獣のやうに』から。少女期の通信簿にはいつも「何事にも積極的に...
短歌は、思ったことや感じたことを5・7・5・7・7の31音で表現する定型詩です。 短い文字数の中で心情を表現するこの「短い詩」は、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、近現代短歌を語るには欠かせない歌人、「佐佐木幸綱」の一首を紹介します。 「川が流れて俺が流れて 流されて今日...
鎌倉幕府三代将軍の源実朝は武家の頭領ながら和歌が好きで、積極的に和歌作りを学び多くの歌を残しました。 彼の歌は京の公家からも高い評価を得て、国の公式な歌集である勅撰和歌集に何十首も選ばれています。 今回は、を20首紹介していきます。 岩にむす 苔のみどりの 深き色を いく千世までと 誰か染めけむ 『金槐和歌集』...
始まりの朝、旅立ちの朝、誰かと一緒に過ごす朝、一人でゆっくりと迎える朝、人によって朝は色々で、その時の心境によって様々な表情を見せてくれます。 今回は、そんなを20首紹介します。 動き出す昨日と同じ山手線百年目の朝変わらない朝 #tanka #jtanka pic.twitter.com/4UNNgDRF5c —...
短歌の中には食べ物をテーマにしたものも多くあります。 恋愛の哀楽や美しい景色への感動と同じように、食べ物もまたです。 その中には美味しいものに心が弾む様子や、しみじみと味わう様子など、それぞれの詠み手が食べ物に感じたことが描かれています。 好きな句は幾つかあるのですが、「或る時のわれのこころを焼きたての麺麭(ぱ...
短歌は、5・7・5・7・7の31音で思いや考えを表現する定型詩です。 日本特有の短い詩は、『百人一首』が作られた平安時代に栄えていたことはもちろん、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、河野裕子の歌をご紹介します。 【今朝の短歌】 子がわれかわれが子なのかわからぬまで子を抱き湯...
短歌は、作者が日常の中で感じたことを5・7・5・7・7の31音で表現する定型詩です。 みそひともじと呼ばれる限られた文字数で心を表すこの「短い詩」は、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、第1歌集『サラダ記念日』が社会現象を起こすまでの大ヒットとなり、現代短歌の第一人者として今...
10月は秋本番、長く続いた暑さから解放されて何をするにも気分の良い気候となります。 昔から「天高く馬肥ゆる秋」と言うように空気が澄んで青空が高く見え、美味しい食べものも多くあるのが10月です。 そんな10月をテーマにした短歌には、について詠んだものがたくさん見られます。 思い出にあなたは紅く色付いて10月散るも...
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