斎藤茂吉は「歌聖」とも称される歌人です。彼は精神科医をするかたわら多くの歌を作りました。 独創的な表現と言葉選びで作られた歌は現代の我々が読んでも新鮮で、また深い世界観が感じられます。 今回は斎藤茂吉の短歌を紹介します。 小倉真理子「斎藤茂吉」を読了。正岡子規、伊藤左千夫に連なる写生・写実の視点と、精神科医と...
有名短歌の解説の記事一覧
今回は、多彩な才能を持つ歌人「寺山修司」の一首を紹介します。 わが夏を あこがれのみがかけされり 麦藁帽子 かぶりて眠る 寺山修司 pic.twitter.com/5rTTZ13OEJ — 櫻えぼし@日本の風景 (@pchankuro) August 25, 2015 本記事では、「わが夏をあこがれのみがかけされ...
今回は、第1歌集『サラダ記念日』が社会現象を起こすまでの大ヒットとなり、現代短歌の第一人者として今なお活躍する俵万智の歌を紹介します。 自転車のカゴからわんとはみ出してなにか嬉しいセロリの葉っぱ(サラダ記念日・俵万智) 花・木場にて。 pic.twitter.com/pIMhsWgqqk — のぎざか (@nogi...
鎌倉時代初期、藤原家隆という天才歌人がいました。 詩的センスと技巧に優れた彼の和歌は現代では難解と言われることもありますが、一つ一つの表現を丁寧に見ることで描かれた情景の美しさに感動させられるものばかりです。 今回はそんな藤原家隆の和歌を紹介します。 志賀の浦や遠ざかりゆく波間より氷りて出づる有明の月 ⊂( ...
額田王は飛鳥時代の女性歌人で、「万葉集」に残された歌は有名和歌として現代でも親しまれています。 彼女は歴史小説など数多くのフィクションにヒロインとして登場することも多いので、名前を聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。 今回はそんな額田王の和歌を紹介します。 今日は、みかぼ森林公園の神の丘を...
短歌は、作者が思ったことや感じたことを5・7・5・7・7のリズムに乗せ、31音で表現する定型詩です。 「みそひともじ」と呼ばれる短い文字数の中で表現する歌は、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、第1歌集『サラダ記念日』が社会現象を起こすまでの大ヒットとなり、現代短歌の第一人者と...
和歌には作者の名前が「詠み人知らず」となっているものがあります。 作者不詳、または作者匿名といった意味ですが、作者の名前が分からなくても優れた歌は多くあり、中には作者の名前が分からなくなる程に古くから詠み継がれてきた名歌もあります。 今回は「詠み人知らず」の和歌を紹介します。 飛鳥川淵は瀬になる世なりとも思ひ...
明治の歌人・石川啄木は貧しい暮らしの中で多くの短歌を作りました。 自分の悲しみや弱さを包み隠さずに歌に詠み、その正直で切実な思いは現代でも多くの人の共感を呼んでいます。 今回は石川啄木のを紹介します。 この本 石川啄木の生涯とか詠んだ歌をポップに解説してる本なんだけど めっちゃ面白いからめっちゃ好き 「一度で...
短歌は、日常の中で感じたことを5・7・5・7・7の31音で表現する定型詩です。 短い文字数の中で心を表現するこの「短い詩」は、あの『百人一首』が作られた平安時代に栄えていたことはもちろん、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、第1歌集『サラダ記念日』が社会現象を起こすまでの大ヒ...
短歌は、日常の中で感じたことを5・7・5・7・7の31音で表現する定型詩です。 「みそひともじ」とも呼ばれるこの短い詩は、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、現代短歌の第一人者である歌人「石川啄木」の一首をご紹介します。 さりげなく言ひし言葉は さりげなく君も聴きつらむ そ...
歌人若山牧水は自然の美しさを巧みに描写した短歌で知られています。 独特の表現は情景を、鮮やかで透明感のある水彩画のように読み手にイメージさせます。 今回は、牧水の残した名歌の中からを紹介します。 かたはらに秋草の花かたるらく ほろびしものはなつかしきかな 若山牧水 pic.twitter.com/OkFUIy...
昭和の歌人山崎方代は自分の家や定職を持たず、放浪しながら自身の生活についての歌を詠み「漂泊の歌人」と呼ばれました。 彼の歌とその自由な生き方は現代でも多くの人に愛されています。 今回はそんな山崎方代の短歌を紹介します。 そこだけが黄昏ていて一本の指が歩いてゆくではないか 山崎方代 1103 pic.twitt...
短歌は、作者が思ったことや感じたことを5・7・5・7・7の31音で表現する定型詩です。 「みそひともじ」とも呼ばれるこの短い詩は、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、現代短歌の第一人者である歌人「石川啄木」の一首を紹介します。 盛岡の中心を走ってるバス「でんでんむし」。石川...
短歌は、作者が思ったことや感じたことを31音で表現する定型詩です。 5・7・5・7・7という短い文字数の中で心情を表現するこの「短い詩」は、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、近現代短歌を語るには欠かせない歌人、「佐佐木幸綱」の一首を紹介します。 ジャージーの汗滲むボール横...
短歌の中には擬音語や擬態語が使われたものも多くあります。 音や状態を文字にして表す擬音語・擬態語は短歌の情景を分かりやすく伝えたり、読み手のイメージをふくらませたりする効果を持ちます。 今回は擬音語を上手に使った面白い短歌を紹介します。 土鳩はどどつぽどどつぽ茨咲く野はねむたくてどどつぽどどつぽ(河野裕子『ひ...
短歌は、5・7・5・7・7の31音で思いや考えを表現する定型詩です。 『百人一首』が作られた平安時代に栄えていたことはもちろん、千年以上の時を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、河野裕子の歌を紹介します。 今夜は河野裕子さん『森のやうに獣のやうに』から。少女期の通信簿にはいつも「何事にも積極的に...
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