2020年東京オリンピックではバスケットボールが大変な活躍を見せ、男子は11位と健闘し、女子は銀メダルに輝きました。
惜しくも金は逃してしまいましたが、高田選手や馬瓜選手などの新たなスター選手も出て、これからのバスケ界が楽しみになりますね。
東京オリンピック2020
女子バスケ🏀
銀メダル🥈
おめでとうございます㊗️ pic.twitter.com/jr9hwwsYzI— orange_ good (@bgm88_mm) August 8, 2021
また、バスケ漫画の『スラムダンク』は、週刊少年ジャンプで1990年から1996年まで連載し、アニメ化もされ人気になりました。
それから30年経って、2022年の秋に劇場版『スラムダンク』として復活することが決定になり、ネットでも騒然、盛り上がりを見せています。
今回は、そんな何かと話題の多いバスケをテーマにした短歌をご紹介していきます。
バスケ(部活)をテーマにしたおすすめ短歌【前半10選】
【NO.1】『 1分前 最後のシュート 放つ君 入れと願う 私の想い 』
作者は、このバスケの選手のことが好きなようですね。なので、試合会場にも足を運んだのでしょう。あるいは、このチームのマネージャーかもしれませんね。
試合が刻一刻と終了に近づいてきて、さああと1分!シュートが決まれば勝てるかも!
「○○君!ゴールを決めて!入って」とあなたと見つめる想いが切なく伝わってきます。
【NO.2】『 3点差 ロングシュートを 決める君 そんな横顔 見つめてしまう 』
作者は、ロングシュートを決める君のことが好きなのでしょうか。それとも「いいな」と思っている感じなのかもしれませんね、相手チームとの点差は「3点」。
これを決めたら勝利も見えてきます。輝く汗がしたたる横顔をそっと見つめています。
試合中なら見つめていても気づかれないよね。ロングシュートを決めたらあとで祝福して彼(彼女)とチャンスもあるといいですね。
【NO.3】『 一度辞めた バスケットボール それなのに 我慢できずに 数日で復活 』
練習をしているときは、時間が長く感じられキツイの一言‥。体調不良を理由に数日バスケ
から離れてみたけど、何か物足りない感じ。放課後、自由な時間があれほど羨ましかったのに飽きてしまった。唯一の救いは退部届を出さなかったことに作者はホッとしているようです。
【NO.4】『 練習の 成果を示す 晴れ舞台 入っておくれ スリーポイント 』
たくさんシュートの練習をしたのだから結果を出したいと気合が入っています。公式戦こそ全ての力を全力で出したい晴れ舞台です。
スリーポイントシュートが決まれば、試合運びが楽になる、だからお願い入ってスリーポイントシュート!
【NO.5】『 夏の日の シュート100本 メニュー入れ 試合当日 すんなり決める 』
暑い夏の日の練習は「シュート100本」。100本は打った回数でなく「入った回数」です。
そんな過酷な練習メニューをしたのだから、本番当日は決まらないほうがおかしいくらいな気持ちになりますね。
【NO.6】『 靴がなく 体育館履きで バスケット 三か月たち ようやくバッシュ 』
【NO.7】『 公式の 大事な試合 不戦敗 しばらくバスケは お休みしたい 』
先輩にとって最後の試合だった公式戦は、なんと試合時間を間違えて試合開始に間に合わず、不戦敗するという結果になった苦い思い出です。この話は部活内で忘れられない話題なっていきました。その後、後輩にも語り継がれ「伝説」となっています。
当時は、辛くてしばらくバスケはお休みしたかったです。
【NO.8】『 彼女にも 飽きられるほど バスケ好き この瞬間 光輝け 』
【NO.9】『 夕暮れの 体育館は 静寂の 籠球のみの 響き渡るかな 』
学校の夕暮れの体育感はなんとも雰囲気がありますね。シーンと静まり返ったコートの中で、バスケットボールの音だけが響いてきます。
今日も部活のあと一人で練習なのでしょうか。
【NO.10】『 決勝の 試合当日 朝食は バスケ形の おにぎり三つ 』
バスケットボール決勝の試合当日は、母も食事作りに気合が入ります。
朝食は、目玉焼きとソーセージとなんとバスケットボール方のおにぎりが三つも!!
「試合がんばってね!!」母からの応援です。
バスケ(部活)をテーマにしたおすすめ短歌【後半10選】
【NO.11】『 ケガをして 入院となるも バスケ好き ベッドの上でも パントマイムを 』
【NO.12】『 先輩の 練習風景 眺めるも バスケの魂 ここに続きあり 』
【NO.13】『 一回戦 ここから勝負と 予選会 基本はドリブル 誰にも負けず 』
【NO.14】『 試験前 部活が休みで ラッキーだ バスケの仲間 勉強せず 』
定期試験4日前、部活が休みになるのでキツイ練習から逃れられてラッキーだなあ。
しかし、バスケの仲間は勉強しないのがほとんどのようだ。
【NO.15】『 冬の時期 部活帰りに 肉まんを 食べて帰れる バスケ仲間と 』
冬の時期は、日も短くて部活の練習も大変ですが、ささやかな楽しみがあります。
それは、バスケ仲間と帰り道にみんなで食べる肉まんです。
美味しくて最高です。
【NO.16】『 大会の 最初の試合は シード戦 バスケの一試合 負けられない 』
先輩たちが築き上げた成績で、今大会の最初の試合はシード戦です。
この成績が続くように、私たちの代もバスケの一試合は絶対負けないように頑張るしかないです。
【NO.17】『 コートでは 仲間を信じ パスを出す ナイスアシスト スリーポイント 』
コート内では、仲間を信じること。仲間を全力で信じることができるからこそパスを出せる。
ここで一挙に決めて勝利を導け、ナイスアシストで入れ!スリーポイント!
【NO.18】『 マネジャーの バスケの練習は 鬼メニュー ちょっとトイレと さぼりたいかな 』
【NO.19】『 先輩の 引退試合 さみしいな 思いの詰まった 二年間 』
【NO.20】『 苦しくも 相手もキツイ 公式戦 勝って笑顔の バスケットボール 』
さいごに
この記事では、バスケ(部活)をテーマにした短歌をご紹介しました。
一年生の頃、先輩を憧れの目で見ていた自分、先輩になった自分、夏休み、公式戦、冬のある日など、さまざまなシチュエーションの短歌がありましたね。
バスケの短歌を目にしたとき、学生生活を思い出して頂けたら幸いです。