明治時代の歌人「伊藤左千夫」。 彼は日々の生活の風景を見たままに表現する「写生主義」という正岡子規が提唱した短歌作りを継承し、多くの歌人を育てた人物です。 今回は伊藤左千夫が詠んだという短歌をご紹介します。 【伊藤左千夫の名言】牛飼が歌よむ時に世のなかの新しき歌大いにおこるhttp://t.co/Kw58...
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9月はまだまだ残暑が厳しく気温の高い日がありますが、空を見上げると入道雲から薄く流れる秋の雲へと変化が見られ、少しずつ秋の気配を感じるようになります。 9月をテーマにした短歌にも行く夏を惜しむものや秋の訪れを主題にしたものが多くあります。 今回は、そんなを20首ご紹介します。 暑くて死にかけた去年9月の江ノ島 ...
光りを放って飛ぶ蛍は、古来から人の心を惹きつけ魅了してきました。 蛍の微かな光には儚さや神秘性も感じられ、文学作品のテーマとされることも多く、短歌にも多数詠み込まれています。 今回は、を20首紹介していきます。 「もの思へば 沢のほたるも わが身より あくがれ出づる 魂かとぞみる」貴船蛍の舞はもう少し楽しめそう...
和歌には恋心や、美しい風景について詠んだものが多くありますが、他に「懐古」という感情がテーマとなっているものも多く見られます。 「懐古」は昔を懐かしむ気持ちのことで、かつて栄えたものに対して懐かしさや寂しさ、儚さなどを感じることを言います。 今回は懐古の情を歌った平忠度の和歌をご紹介します。 さざなみや 志賀...
今回は、第1歌集『サラダ記念日』が社会現象を起こすまでの大ヒットとなり、現代短歌の第一人者として活躍する俵万智の歌をご紹介します。 はなび花火そこに光を見る人と 闇を見る人いて並びおり 『かぜのてのひら』より俵万智 「あれ、花火が上がっているよ、どこかで音が聞こえる」みたいなのが好き。カサカサと燃えて落ちる線香花火...
「京都」と聞くと、どんなものを思い浮かべるでしょうか。 神社やお寺、古き良き街並み、着物姿の舞妓さん、八つ橋などの名産品…。 京都には長い歴史があり、「はんなり」とした「みやび」なイメージのあると思います。和歌を詠むことが教養のひとつだった平安時代、京都が日本の都だったということもあり、 〜大江(おほえ)山 い...
8月は夏祭りや花火大会などの「夏ならではのイベント」が多くあります。 8月をテーマにした短歌にも夏の催しに出かけたことを詠んだものが多く見られ、また一ヶ月を通じて気温の高い日が続くため、暑さそのものを題材にした短歌も少なくありません。 今回は、そんなを20首ご紹介します。 【今日の一首】8月5日 夏の夜は 大樹...
7月は梅雨も開けてジメジメした湿気から解放され、です。 7月だ!初夏だ! #過去絵を投げて絵を描いた気になろうキャンペーン pic.twitter.com/zk4jJ6kEZa — クマハラ (@kumahara225) June 30, 2015 7月の短歌は夏の到来を爽やかに表現したものが多く見られ、また7月...
和歌には平安時代の貴族が詠んだものが多いですが、歴史上有名な武将やその妻、恋人が詠んだものもまた多く残されています。 今回は源平合戦の英雄源義経が愛した女性「静御前」が詠んだ和歌を紹介します。 今日は静御前が頼朝の前で舞った日です。 「しづやしづしづのをだまきくり返し昔を今になすよしもがな(静よ静よと繰り返し...
6月は梅雨のために雨降りが続きがちなこともあって、多くの人が6月と聞けば真っ先に雨をイメージします。 6月に詠まれた短歌もやはり雨について歌ったものが多く、次いで紫陽花や傘など 紫陽花が綺麗に咲いてる6月はあなたが生まれた誇るべき月 十詩子 ☆父、誕生日#tanka #こころうた pic.twitter.com/...
今回は、『伊勢物語』の23段「筒井筒」に収録されている一首をご紹介します。 くらべこし 振分髪も肩過ぎぬ 君ならずして 誰かあぐべき 天運!!! pic.twitter.com/HJYHxGjrtg — KYE@8/4下北沢CLUB251 (@KYE_nephilim) December 26, 2013 本...
今回は、前川佐美雄の歌をご紹介します。 快晴の日曜日、気持ちよし。 ぞろぞろと鳥けだものを引きつれて秋晴れの街にあそび行きたし 前川さみお pic.twitter.com/fyGK5MxUnR — 大西正志 (@4TTn5GvtE1EdxZY) May 16, 2015 本記事では、「ぞろぞろと鳥けだものを引...
星の瞬きには月とは違った魅力があります。 多くの歌人が夜空できらめく星の光に心を動かされ、星を詠み込んだ短歌や和歌を作ってきました。 今回は、を20首紹介していきます。 月ならぬ 星の光も さやけきは 秋てふ空は なべて すむらん 風雅和歌集 西園寺前内大臣女 pic.twitter.com/UkYjvHBA...
日本は山が多く海に囲まれていて気候も良いため、さまざまな自然が楽しめます。 昔から多くの人が自然の姿に感動し、その気持ちを短歌に表現してきました。 今回は、を20首紹介していきます。 自然がずんずん体のなかを通過する──山、山、山 前田夕暮 歌集『水源地帯』1932 1063 pic.twitter.com/A...
短歌の中には句読点が使われているものがあります。現代短歌に多いのですが、実は明治以降に書かれた近代短歌の中にもあります。 今回は、現代でも人気の高い釈迢空(折口信夫)の歌を紹介します。 1887年の今日は日本の民俗学者、折口信夫が生まれた日です。柳田國男の高弟として民俗学の基礎を築きました。また釈迢空という筆名で...
「ふるさと」という言葉は、時として人に懐かしさや温もりを感じさせます。 短歌にもふるさとについて詠まれたものは多くあり、などが歌われています。 ふるさとの 山に向かひて 言ふことなし ふるさとの山は ありがたきかな 石川啄木 いいお天気✨✨ ふるさとの山🗻岩手山...
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