秋になると木々の葉は赤や黄色に美しく色が変わって私たちを楽しませてくれます。 紅葉する葉の中でも真っ赤なもみじは特に人気があり、「もみじ狩り」と言って山などに出かける人も多くいます。 今回は、そんなを、小学生向けと中学生/高校生向けにそれぞれ10首づつ紹介していきます。 電線に雀の楽譜冬紅葉 #俳句 pic.t...
季節の短歌の記事一覧
コスモスはメキシコが原産で、明治時代にイタリア人の芸術家が日本に持ち込んで広まったという説があります。「秋桜」という和名は秋に咲く桜に似た花という意味です。 また、茎が細くて風に揺れやすいコスモスの姿に日本人は可憐さや儚さを感じて好み、特に文学者や芸術家がこの花を愛しました。短歌の世界でもコスモスは人気のテーマと...
夕焼けの美しさは多くの人を感動させ、またセンチメンタルな気持ちにさせます。 「夕焼け」という言葉自体は新しく、古代にはなかった単語だと考えられていますが、夕日を歌った短歌や和歌は昔から多くあり、沈む日に心を震わせて見つめる人の気持ちは時代を経ても共通のようです。 今回は、を20首紹介します。 お話の国クラシック...
桃は古代に中国から伝わりましたが、当時は花を観賞していて桃の実はあまり食べなかったと言われています。 しかし、可憐な桃の花の人気は高く、日本各地で栽培されていました。 また、桃の木は邪気を払うとされて東洋の神話や物語に多く登場しており、短歌や和歌にも桃の花をテーマにしたものが多数あります。 今回はその中から、を...
新緑が過ぎ梅雨前線がやってくる頃紫陽花の季節が訪れます。 曇り空の下で鮮やかに咲く紫陽花は人の心を惹き、雨に濡れて咲く姿には情緒があって、短歌でも多くの歌人が題材にしてきました。 今回は、そんなを20首紹介します。 紫陽花はでんでん虫と仲良しだ ひとり言う子のクレヨン動く 短歌:鳥海 昭子#tanka #誕生日...
12月の和名は忙しくて先生も走るという意味の「師走」で、年末年始の準備で忙しく過ごすことの多い月です。 また街はクリスマスへ向けてイルミネーションで彩られ一気に華やぎ、活気があって楽しい雰囲気が高まります。 12月をテーマにした短歌でも、が多く見られます。 今日の短歌です。よい夕べをお過ごしください。 年末に向...
11月は初旬に立冬があり、地方によっては初雪が観測される月です。 昼間の気温も一気に下がるため秋の終わりと冬の訪れを意識して、冬支度にとりかかるという家庭も多くあるでしょう。そのため、11月をテーマにした短歌にも、が多く見られます。 どんぐりの青きひとつが落ちてゐる写メール届きたれば秋なり/冨樫由美子(11月10...
10月は秋本番、長く続いた暑さから解放されて何をするにも気分の良い気候となります。 昔から「天高く馬肥ゆる秋」と言うように空気が澄んで青空が高く見え、美味しい食べものも多くあるのが10月です。 そんな10月をテーマにした短歌には、について詠んだものがたくさん見られます。 思い出にあなたは紅く色付いて10月散るも...
9月はまだまだ残暑が厳しく気温の高い日がありますが、空を見上げると入道雲から薄く流れる秋の雲へと変化が見られ、少しずつ秋の気配を感じるようになります。 9月をテーマにした短歌にも行く夏を惜しむものや秋の訪れを主題にしたものが多くあります。 今回は、そんなを20首ご紹介します。 暑くて死にかけた去年9月の江ノ島 ...
光りを放って飛ぶ蛍は、古来から人の心を惹きつけ魅了してきました。 蛍の微かな光には儚さや神秘性も感じられ、文学作品のテーマとされることも多く、短歌にも多数詠み込まれています。 今回は、を20首紹介していきます。 「もの思へば 沢のほたるも わが身より あくがれ出づる 魂かとぞみる」貴船蛍の舞はもう少し楽しめそう...
8月は夏祭りや花火大会などの「夏ならではのイベント」が多くあります。 8月をテーマにした短歌にも夏の催しに出かけたことを詠んだものが多く見られ、また一ヶ月を通じて気温の高い日が続くため、暑さそのものを題材にした短歌も少なくありません。 今回は、そんなを20首ご紹介します。 【今日の一首】8月5日 夏の夜は 大樹...
7月は梅雨も開けてジメジメした湿気から解放され、です。 7月だ!初夏だ! #過去絵を投げて絵を描いた気になろうキャンペーン pic.twitter.com/zk4jJ6kEZa — クマハラ (@kumahara225) June 30, 2015 7月の短歌は夏の到来を爽やかに表現したものが多く見られ、また7月...
6月は梅雨のために雨降りが続きがちなこともあって、多くの人が6月と聞けば真っ先に雨をイメージします。 6月に詠まれた短歌もやはり雨について歌ったものが多く、次いで紫陽花や傘など 紫陽花が綺麗に咲いてる6月はあなたが生まれた誇るべき月 十詩子 ☆父、誕生日#tanka #こころうた pic.twitter.com/...
5月は新緑のシーズンで春に芽吹いた葉がみずみずしい緑色となり、風も清々しく気持ちの良い気候となります。 また、5月にはゴールデンウィーク、こどもの日や母の日などがあります。そのため、5月に作られた短歌にはが多く見られます。 原っぱに ねころがりたい 草の上 5月の 風と 青空の下 #tanka pic.twitt...
4月といえば春本番、満開の桜をイメージする人も多いでしょう。また4月は入学シーズンですので、新年度のスタートでもあります。 今回は、そんなを20首ご紹介します。 しだれたる枝を揺らして咲き誇る そうか、きみは桜だったのか #tanka #jtanka #短歌...
3月は卒業シーズン真っ盛り。気候が温暖になり、春の花もちらほら咲き始めます。 そのため、3月をテーマにした短歌では、が多く見られます。 青空に 待ち人来たり 寒桜 心の中に 春の訪れ#短歌 pic.twitter.com/Cgnx5JeqJV — チョコポコ✿五七五 (@chocopoco575) January...
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