短歌は、思ったことや感じたことを5・7・5・7・7の31音で表現する定型詩です。 短い文字数の中で心情を表現するこの「短い詩」は、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、近現代短歌を語るには欠かせない歌人、「佐佐木幸綱」の一首を紹介します。 「川が流れて俺が流れて 流されて今日...
有名短歌の解説の記事一覧
短歌は、5・7・5・7・7の31音で思いや考えを表現する定型詩です。 日本特有の短い詩は、『百人一首』が作られた平安時代に栄えていたことはもちろん、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、河野裕子の歌をご紹介します。 【今朝の短歌】 子がわれかわれが子なのかわからぬまで子を抱き湯...
短歌は、作者が日常の中で感じたことを5・7・5・7・7の31音で表現する定型詩です。 みそひともじと呼ばれる限られた文字数で心を表すこの「短い詩」は、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、第1歌集『サラダ記念日』が社会現象を起こすまでの大ヒットとなり、現代短歌の第一人者として今...
明治時代の歌人「伊藤左千夫」。 彼は日々の生活の風景を見たままに表現する「写生主義」という正岡子規が提唱した短歌作りを継承し、多くの歌人を育てた人物です。 今回は伊藤左千夫が詠んだという短歌をご紹介します。 【伊藤左千夫の名言】牛飼が歌よむ時に世のなかの新しき歌大いにおこるhttp://t.co/Kw58...
和歌には恋心や、美しい風景について詠んだものが多くありますが、他に「懐古」という感情がテーマとなっているものも多く見られます。 「懐古」は昔を懐かしむ気持ちのことで、かつて栄えたものに対して懐かしさや寂しさ、儚さなどを感じることを言います。 今回は懐古の情を歌った平忠度の和歌をご紹介します。 さざなみや 志賀...
今回は、第1歌集『サラダ記念日』が社会現象を起こすまでの大ヒットとなり、現代短歌の第一人者として活躍する俵万智の歌をご紹介します。 はなび花火そこに光を見る人と 闇を見る人いて並びおり 『かぜのてのひら』より俵万智 「あれ、花火が上がっているよ、どこかで音が聞こえる」みたいなのが好き。カサカサと燃えて落ちる線香花火...
和歌には平安時代の貴族が詠んだものが多いですが、歴史上有名な武将やその妻、恋人が詠んだものもまた多く残されています。 今回は源平合戦の英雄源義経が愛した女性「静御前」が詠んだ和歌を紹介します。 今日は静御前が頼朝の前で舞った日です。 「しづやしづしづのをだまきくり返し昔を今になすよしもがな(静よ静よと繰り返し...
今回は、『伊勢物語』の23段「筒井筒」に収録されている一首をご紹介します。 くらべこし 振分髪も肩過ぎぬ 君ならずして 誰かあぐべき 天運!!! pic.twitter.com/HJYHxGjrtg — KYE@8/4下北沢CLUB251 (@KYE_nephilim) December 26, 2013 本...
今回は、前川佐美雄の歌をご紹介します。 快晴の日曜日、気持ちよし。 ぞろぞろと鳥けだものを引きつれて秋晴れの街にあそび行きたし 前川さみお pic.twitter.com/fyGK5MxUnR — 大西正志 (@4TTn5GvtE1EdxZY) May 16, 2015 本記事では、「ぞろぞろと鳥けだものを引...
短歌の中には句読点が使われているものがあります。現代短歌に多いのですが、実は明治以降に書かれた近代短歌の中にもあります。 今回は、現代でも人気の高い釈迢空(折口信夫)の歌を紹介します。 1887年の今日は日本の民俗学者、折口信夫が生まれた日です。柳田國男の高弟として民俗学の基礎を築きました。また釈迢空という筆名で...
今回は、現代短歌の第一人者である歌人「石川啄木」の一首をご紹介します。 【きょうの恋歌】 かの時に言ひそびれたる/大切の言葉は今も/胸にのこれど 石川啄木 『一握の砂』の「忘れがたき人人」にある歌。 きょうは冬至。一年で一番長い夜に 思い出の中にある恋を噛み締めましょう。 pic.twitter.com/mHcYE...
短歌は、5・7・5・7・7の31音で思いや考えを表現する定型詩です。 日本特有の短い詩は、『百人一首』が作られた平安時代に栄えていたことはもちろん、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、河野裕子の歌をご紹介します。 文藝春秋88人の最期の言葉 歌人 河野裕子さん 「長生きして...
古代、和歌は都に住む貴族たちだけではなく、農民や兵役に当たる防人なども作っていました。 庶民の詠んだ和歌は飾らずに純朴で、心からの気持ちをそのまま表現したものが多く、現代の人が読んでも共感できる内容となっています。 今回は、故郷から遠く離れなければならなかった一人の防人が両親を思って詠んだ歌を紹介します。 【名...
短歌は、作者が感じたことや考えたことを5・7・5・7・7の31音で表現する定型詩です。 日本特有の「短い詩」は、あの『百人一首』が作られた平安時代に栄えていたことはもちろん、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、第1歌集『サラダ記念日』が社会現象を起こすまでの大ヒットとなり、現...
短歌は、作者が思ったことや感じたことを5・7・5・7・7の31音で表現する定型詩です。「みそひともじ」とも呼ばれるこの「短い詩」は、古代から1300年を経た現代でも多くの人々に親しまれています。 今回は、現代短歌の第一人者である歌人「石川啄木」の一首をご紹介します。 石川啄木 たはむれに たはむれに 母を背負ひ...
短歌にはさまざまな情景が詠み込まれます。 風景から移りゆく季節を感じ、その感慨を表現したものもその一つです。 今回は秋の終わりの情景を詠んだという歌を紹介します。 薬師寺 西塔の近くにある、佐佐木信綱 歌碑。 ゆく秋の 大和の国の 薬師寺の 塔の上なる ひとひらの雲 pic.twitter.com/HaYUqc...
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