今回は、「梅雨」をテーマにしたおすすめ短歌をご紹介します。
涼しげに
晴れてる今は
梅雨の日に
繋げて飛んで
梅雨入りの日#ハナ #短歌 pic.twitter.com/mJ83zxSQjW
— ケン.チョッパー🐾不具合中 (@bobderan2017) June 7, 2017
街中の 傘を上から 眺めつつ コーヒー味わう 雨の朝かな#川柳 #俳句 #短歌#ジメジメしてる#梅雨らしい #今日もやる気なし#カフェ #喫茶店 #コーヒー#タンブラー #傘 #梅雨 #雨#おはようございます #おはよう#フォト川柳 #フォト俳句 #フォト短歌 pic.twitter.com/0YMTUtZW43
— 迫本理寛 (@michiseri) June 30, 2017
#短歌 《梅雨》花咲いて 萎んで咲いて 緑雨 花 夢 恋も 水玉模様 pic.twitter.com/irXS7XWciZ
— 花々(はなはな) (@hanahana_lyric) May 31, 2013
梅雨をテーマにした一般短歌ネタ【前半10首】
【NO.1】『 すごすごと 帰路につきたり 走り梅雨 涙隠しに ちょうどよかった 』
【NO.2】『 稲妻が 走る夏空 雨の音 梅雨明け間近の 鈴の音かな 』
もうすぐ梅雨があける…それを知らせる鈴の音…その変わりに稲妻が走っている。と考えている作者が素敵です。
鈴の音というには稲妻は激しい音です。なんだかこれから始まる夏が騒がしくなるような、そんな予感をさせてくれる短歌です。
【NO.3】『 梅雨の夜 止まない雨は ないけれど 止められないの 恋する心 』
【NO.4】『 雨音の しない朝って 久しぶり それでも青空 まだまだ見えず 』
【NO.5】『 外は雨 激しく強く 打ちつける 優しさ探す 梅雨の一日 』
【NO.6】『 発火した 焦燥感を 鎮火する 梅雨らしい空 雨の降る日に 』
【NO.7】『 梅雨ならば 何度泣いても 雨音と 雨粒達が 隠してくれる 』
【NO.8】『 梅雨の底 ふたりでつかむ あいあい傘 浮かび沈んで クラゲのように 』
【NO.9】『 片想い 好きだと言えず 時が過ぎ ただ残るるは 梅雨の雨音 』
【NO.10】『 雨音を きくと心は 梅雨の時期 とけて無くなる 体を置いて 』
梅雨をテーマにした一般短歌ネタ【後半10首】
【NO.11】『 蒸し蒸しと 湿気を纏い 走り出す 雨が上がった 梅雨休みの夜 』
【NO.12】『 雨好み 陽射しを好み 色多く 梅雨風に揺れ 紫陽花が咲く 』
【NO.13】『 紫陽花は、雨の日でも、晴れの日でも似合う素敵な色をした花 』
【NO.14】『 ここはどこ?住宅街で迷い道ふと見つけたよ猫と紫陽花 』
【NO.15】『 雨踊り カエル喜び ひとっ飛び 虹の架け橋 貴女の元へ 』
【NO.16】『 轟轟と響く雨音梅雨来たり季節は動く春から夏へと 』
春と夏の間の梅雨。豪雨が来たのでしょうか。季節が変わっていく。
その目には見えないものを、梅雨とともに轟轟と力強く、季節が変化していることを感じる短歌です。
【NO.17】『 ながし雨葉は生い茂り緑中紫陽花の玉心和まし 』
なかなか梅雨があけない。ずっと雨。でも植物にとっては恵みの雨。
夏が来ようとしている土の上は、青々とした草がたくさん生えてきます。その中に、丸い玉のような紫陽花を見つけて、和んでいる。
よく見てみると素敵なことがあるよと教えてくれる短歌です。
【NO.18】『 長袖を捲った腕にうっすらと梅雨の成分含んだ空気 』
まだ制服が長袖で、暑くて腕まくり。まくった腕に湿気を感じ、ああ梅雨だなと感じる様子がストレートに分かります。早く夏服にならないかな。そんな生徒たちの会話が聞こえてきそうです。
【NO.19】『 雨模様テスト内容未開の地我つゆ知らず梅雨我知らず 』
テストの雲行きがよくないのでしょうか。テスト勉強を忘れてしまったのか、途中で寝てしまったのか。テスト開始で、内容が未開の地だったとはなかなか窮地ですね。
もしかしたら先生が間違って習っていない範囲を出してしまったのかも。テスト内容を私は知らなかった。そしてこの梅雨も私のことは知らないだろう。そんな気持ちを詠った短歌のようです。
【NO.20】『 雨降って止んではまた降るこの季節梅雨が過ぎれば楽しい夏が 』
やんだと思ったら、また降り出す雨。でもずっとは続かない。梅雨が過ぎれば、夏がくるのです。そう、夏休みです。そんな待ち遠しい気持ちが溢れ出ているかのような素敵な短歌です。
以上、梅雨をテーマにしたオススメ短歌でした!
青春真っただ中の中学生。そんな中学生へ送る、感情がストレートに伝わってくる梅雨の短歌ばかりでした。雨が長く続くと少し気持ちが沈むこともあるかもしれません。その気持ちを短歌に乗せて詠ってみると、新しい自分を発見できるかもしれませんね。