短歌は、五・七・五の俳句より、十四文字多い分だけ、俳句とはまた異なる抒情性や奥行きを持った詩となります。 その歌風も様々で、歌人によってそれぞれ独自の境地が切り開かれてきました。今まで数多くの名歌が詠まれてきています。 今回は明治時代から大正時代にかけて活躍した歌人・島木赤彦の名歌をご紹介します。 隣室に...
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日本最古の歌集、『万葉集』。全20巻、4500首あまりの歌が収められています。 万葉集の成立は奈良時代末期といわれ、古代の人々の思いを生き生きと現代に伝えてくれます。この歌集に名があることで、千年の時を超えてその事績が伝えられている歌人もいます。 今回はこの『万葉集』から、柿本人麻呂の歌をご紹介します。 ...
日本最古の歌集『万葉集』。4500首以上の歌が全20巻に収められている長大な歌集です。 成立は、奈良時代末期。この歌集の特徴の一つは、地方の庶民の歌も多く収められていることです。 今回は『万葉集』の中の庶民の歌をご紹介します。 万葉集はこれとか好き 「信濃道(しなのじ)は今の墾道刈株(はりみちかりばね)に...
古典文学の時代から日本に伝わる詩のひとつに短歌があります。 五・七・五・七・七の三十一文字で自然の美しい情景を詠んだり、繊細な歌人の心の内をうたい上げます。 今回は、ニューウェイブ短歌を牽引し、歌壇の枠を超えてエッセイストとしても活動。若者を短歌に引き寄せるのに大きな力を発揮している、穂村弘の歌をご紹介します。 ...
従来の短歌の概念を覆すカジュアルな表現で、若い世代をも魅了した現代短歌の先駆者・俵万智。 まるで日常会話の延長のように、口語短歌を鮮やかに展開させた彼女の歌風は「ライトバース」と称されました。 今回は爽やかな女性の恋心を詠んだ歌をご紹介します。 君のため空白なりし手帳にも予定を入れぬ鉛筆書きで (サラダ記念日・...
日本特有の梅雨という鬱々とした季節を、美しくあでやかに、そして静かに彩る花、紫陽花。 瑞々しい明るさ、どこか怪しげな美しさ、色が次々と移り変わることから連想されるはかなさ、心情を投影したほの暗さ。紫陽花は私たちにさまざまな印象を与えてくれます。 そんな紫陽花の花は、特に近現代において、短歌のモチーフとしてたびたび...
万葉の時代より親しまれてきた日本の伝統文学のひとつに短歌があります。 五・七・五・七・七の調べで、「花鳥風月」に象徴される豊かな自然の風物を詠みこんできました。 今回は、牡丹の豪華で艶麗な美を歌い上げた歌をご紹介します。 牡丹(連鶴) 牡丹花は 咲き定まりて 静かなり 花の占めたる 位置のたしかさ 木下 利玄 ...
古来より親しまれてきた日本の伝統文学のひとつに短歌があります。 「五・七・五・七・七」の調べにのせて、歌人の心情を描く叙情的な作品が数多く残されています。 今回は、青春の美を誇らかに歌い上げた与謝野晶子の歌をご紹介します。 昨晩RTした神ノ川智早 @chihaya_ka さんの写真展DMをみて、髪が長かったころ...
沖縄と言えば、その独特の文化や過ごしやすいあたたかな気候で、旅行するのにぴったりの場所ですよね。 どこまでも続くエメラルド色の海に、のんびりした雰囲気や、人々の温かさ。 一方で、第二次世界大戦の際には地上戦が行われ、たくさんの人々が犠牲になりました。 その後も、日本に返還されるまではアメリカの領土であったという...
平安時代には和歌を詠むことは一定以上の階級の人にとっては必須の教養でした。様々な歌集や歌にまつわる物語、本が書かれました。 今回は平安時代の歌物語『伊勢物語』からをご紹介します。 私の天使は... いつ会えるんでしょうか。いや、でも...いつも駅に、いるよね。 君があたり見つつを居らむ生駒山 雲な隠しそ雨は降...
短歌のテーマとして、今も昔も多いものの1つが「友情」や「友達」について。 幼馴染、クラス友達、部活友達、他校の友達、海外の友達、ネット友達、習い事友達…たくさんの「友達」ごとに、色々な「友情」がありそうです。 今回は、実際に「友情」をテーマにして詠まれた短歌をいくつかご紹介致します! 短歌職人 上手な作品ばか...
夏といえば海水浴やバーベキューなど、 中でも「夏祭り」は、夏のメインイベントと言っても過言ではありません。浴衣を着て、出店でゲームを楽しんだり、夜空に咲く花火を眺めたり…などなど。 今回は、そんな「夏祭り」をテーマに素人が詠んだ短歌をご紹介いたします。 短歌職人 ぜひ、あなたのお気に入りの短歌を見つけてみてくだ...
12月と言えば、寒さも厳しくなり本格的な冬を迎えるころですが、私たちの生活の中では1年を締めくくる月でもあります。 今回は、そんな12月を詠ったおすすめ短歌(昔の短歌(和歌)&現代短歌)をご紹介します。 短歌職人 ぜひ、あなたのお気に入りの短歌を見つけてみてください! 12月の短歌(和歌)集【昔の短歌 10選】...
『万葉集』は、奈良時代末期に成立の日本で最古の和歌集です。4500首以上の歌が全20巻に収められています。 この歌集には、やんごとなき上流階級の人々の歌ばかりではなく、庶民の歌も多く集められています。 今回は『万葉集』の中の庶民の歌をご紹介します。 国語総合 古典編 p.64 多摩川に さらす手作り さら...
古来より親しまれてきた短歌は、四季がある日本ならではの伝統文学です。 「花鳥風月」に象徴される自然の風物を「五・七・五・七・七」の調べで表現し、歌人の心情を詠みこんできました。 今回は人の死生を桜花と対比して詠んだ歌を紹介します。 散る花もまた來む春は見もやせむ やがて別れし人ぞ恋しき(菅原孝標女 更級日記)♪...
自然の美しい風物や、風雅な趣を楽しむことを『花鳥風月』と言います。 その言葉のとおり、月は古くからもっとも美しいものとして、私たち日本人に親しまれてきました。 月は、にとって、ぴったりなテーマのひとつと言えるでしょう。 また、日本だけではなく、世界中の国でその美しさをうたった詩や月を題材にした文学が生み出されて...
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