有名短歌の解説 寺山修司 【売りにゆく柱時計がふいに鳴る横抱きにして枯野ゆくとき】徹底解説!!意味や表現技法・句切れなど 2020年3月4日 戦後の歌壇に奔放多彩な才能で切り込んでいった前衛歌人・「寺山修司」。 彼は三十一文字で表現する短歌の世界において、物語性に富んだ作品を多く残しています。 今回は、彼が残した歌の中からという歌をご紹介します。 明日はコレなの。ってボスに見せたら「寺山修司かぁ。若い頃、金に困ってた時もあったんだろうな。この歌、いい...
有名短歌の解説 寺山修司 【わがシャツを干さん高さの向日葵は明日ひらくべし明日を信ぜん】徹底解説!!意味や表現技法・句切れ・鑑賞文など 2020年3月4日 昭和を代表する文化人「寺山修司」。 短歌、詩、戯曲など、様々なジャンルで才能を発揮し、テレビやラジオでも活躍しました。 今回は寺山修司氏の名歌をご紹介します。 「わがシャツを干さん高さの向日葵は明日ひらくべし明日を信ぜん」(歌集) pic.twitter.com/7ysvXMqiJR — 森田“シカミミ”...
有名短歌の解説 永田紅 【細胞の中に奇妙な構造のあらわれにけり夜の顕微鏡】徹底解説!!意味や表現技法・句切れ・鑑賞文など 2020年3月3日 万葉の時代より人々の心を映し、親しまれてきた日本の伝統文学「短歌」。 「五・七・五・七・七」の三十一文字で、歌人の心情を表現する叙情的な作品が数多く残されています。 今回は、生化学研究者であり現代を代表する歌人のひとりでもある・永田紅の歌をご紹介します。 細胞のなかに奇妙な構造のあらわれにけり夜の顕微鏡(永田...
有名短歌の解説 寺山修司 【列車にて遠く見ている向日葵は少年のふる帽子のごとし】徹底解説!!意味や表現技法・句切れなど 2020年3月3日 万葉の時代より人々に親しまれてきた短歌の世界。 「五・七・五・七・七」の三十一文字で、歌人の心情を歌い上げる叙情的な作品が数多くあります。 今回は戦後の歌壇に奔放多彩な才能で切り込んでいった前衛歌人・寺山修司の歌をご紹介します。 列車にて 遠く見ている「向日葵」は 少年のふる帽子のごとし 🌻寺山...
いろんな短歌 【青春をテーマにした短歌 20選】中学生&高校生向け!!おすすめ短歌作品集を紹介! 2020年3月3日 青春と言えば、みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか? 友達と楽しく遊んだり、夢や目標に向かって頑張ったり、恋愛をしたり…と、 中学生・高校生のみなさんは、現在青春の真っただ中。色々な思いを抱えて、日々を過ごしていらっしゃることでしょう。 今回は、そんな中学生・高校生のみなさんにおすすめの青春を題材に...
いろんな短歌 【体育祭の短歌 20選】中学生&高校生向け!!おすすめ短歌作品集を紹介! 2020年3月3日 体育祭と言えば、みなさんは何を思い浮かべますか? 徒競走やソウラン節、綱引きなど…。緊張してしまう人もいるかもしれませんね。 楽しい気持ちやつらい・悔しい気持ち等色々な気持ちが入り混じった特別な日である体育祭は、 今回は、中学生と高校生が詠んだ体育祭の短歌をご紹介していきます。 短歌職人 上手な作品...
有名短歌の解説 道浦母都子 【秋草の直立つ中にひとり立ち悲しすぎれば笑いたくなる】徹底解説!!意味や表現技法・句切れ・鑑賞文など 2020年3月1日 古典文学の時代から日本に伝わる詩のひとつに短歌があります。 五・七・五・七・七の三十一文字で自然の美しい情景を詠んだり、繊細な歌人の心の内をうたい上げます。 今回は、女性として初といわれる全共闘の闘争を正面から詠んだ歌人・道浦母都子の歌をご紹介します。 【つぶやき短歌♥ Kの一首入魂】459≪秋草...
有名短歌の解説 長塚節 【垂乳根の母が釣りたる青蚊帳をすがしといねつたるみたれども】徹底解説!!意味や表現技法・句切れ・鑑賞文など 2020年3月1日 近代短歌の礎を築いた明治時代の歌人・正岡子規。その正岡子規の短歌の理念の後継者と言われるのが「長塚節」です。 今回は、長塚節の名歌をご紹介します。 やすらぎの夜を🌹 垂乳根の 母が釣りたる 青蚊帳を すがしといねつたるみたれども by長塚節🌹母の温もりをしる人は既に幸せ。叶わぬ...
有名短歌の解説 寺山修司 【マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや】徹底解説!!意味や表現技法・句切れなど 2020年2月29日 戦後の歌壇に奔放多彩な才能で切り込んでいった前衛歌人・「寺山修司」。 彼の既存短歌に対するアンチテーゼのような作品は、今なお多くの人々に愛され続けています。 今回は彼が残した歌の代表作ともいえるという歌をご紹介します。」 『マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや』 建国記念の日や終戦記念日に、...
有名短歌の解説 北原白秋 【帰らなむ筑紫母国早や待つと今呼ぶ声の雲にこだます】徹底解説!!意味や表現技法・句切れ・鑑賞文など 2020年2月28日 詩人であり、作詞家としての才能もあわせもった歌人「北原白秋」。 ふるさと、福岡県の柳川を愛し続けた人物でもありました。 今回は望郷の思いをうたい上げた北原白秋の名歌をご紹介します。 #白秋忌 詩人・北原白秋の1942年の忌日。明治から昭和初期にかけて活躍した北原白秋は日本を代表する詩人で歌人の一人。詩集「...